商品は、葛飾北斎の名画「神奈川沖浪裏 」の複製で、立体絵画の「富士沖の荒波」です。 工法は、耐久性に優れた樹脂や石粉の粘土剤で塑造した、立体絵画のクレイアート絵画。表面は粘着剤とワックスマットを重ね塗りして、表面保護加工を施してます。タイルの様に硬くなめらかですが、多少凹凸をつけてます。 厚さは約10cm、縦横30×40cm、重さ約1.5kg。作は山川善作の山川工房。 「浮世絵と言えば、北斎の浪裏」というくらい世界的にも有名な作品です。画家ゴッホが絶賛、ドビュッシーなど欧州の芸術家達に影響を与え、現代のアーティストに今なお影響を与え続けている世界的名画です。 北斎の名画は、天まで届くかのような巨大で激しい渦巻く波濤と、あたかもクジラのようなダイナミックな波のうねり、そのうねりの波間から遥か彼方に頑として鎮座している富士山を垣間見れます。大波は白と青で表現されてます。動と静、近と遠、海と空の対比が交錯する画面は圧巻の構図です。 社会は荒波の様に厳しく変化し、人間の浮き世はうねり波の様に流され変化する。商品の「富士沖の荒波」では、そのような左側の社会の荒波、右側の浮き世のうねり波に動じない凛とした富士の存在に、周りに流されない自立心を感じとれる、ということです。